【沖縄メシ】醤油ラーメン激戦区・沖縄！？　極上の出汁を摂取するための超私的3選

2023年08月24日(木)

沖縄ライフ豆知識

最近は映画『バービー』のことで脳内を埋め尽くされている、ケンダム・まえしろです。

あのパステルかつファンシーな見た目で敬遠してしまっている方々には、本当に勿体ないので是非観てほしい。マジで楽しいので。何故かというと…と始めてしまうとブログ3本分くらい書いてしまいそうなので自重します。そもそもタイトルとも写真とも合ってないですしね。

ということで、今回はみんな大好きグルメ回。

沖縄で麺と言えば、もちろん沖縄そば！……ってのも良いのですが、ちょっと捻くれて（？）醤油ラーメンでいきます（沖縄そばもいつかやります）。

ここ数年、沖縄でガッツリ出汁にこだわった醤油ラーメンを出す店が急激に増えたように感じます。

わたしが大学生〜社会人くらいの時、沖縄ではラーメンと言えばかなりコッテリとした豚骨ラーメンばかりのイメージだったのですが。この辺の事情はお店の人たちとお喋りしながらちょっと深掘りしてみたいところですね。

さて、今回は「超私的3選」ということで、完全にわたしの独断と偏見で3店舗の醤油ラーメンを紹介します。異論は認めます。早速いきましょー。

【NAGISA okinawan ramen.（与那原）】

わたしが最も足を運んでいるのが「NAGISA」です。2週間に1回くらいでは食べたくなってしまう身体になっています。

このお店の最大の特徴は、とんでもない出汁の深さと豊かさを感じさせるスープです。冒頭1枚目の写真がNAGISAの醤油ラーメンなのですが、非常に澄んだ魚介の香りが食欲を掻き立て、そのボトムを支える鶏の存在、そして醤油の甘やかさも含んだ香ばしさが高次元で混ざり合っていて、何口スープを飲んでもきちんと出汁のレイヤーを感じることが出来る。

ラーメンのスープって、一口目を味した時に感じる出汁の厚みのある美味しさが、食べ進めるにつれて減退していくように感じられることが多いんですが、ここのスープはそれがほぼ無い。啜る度にきちんと芳醇さが持続しているのが本当に凄くて、初めて食べた時はかなりの衝撃を受けたことを鮮明に記憶しています。

初来訪の1杯目ではまず濃厚で香ばしい醤油ラーメンをオススメしますが、個人的に好きなのは中華そば（写真2枚目）です。コチラは醤油よりも軽やか味わいで、魚介出汁の香りと旨味を全面的に感じられるバランスになってます。わたしNAGISAに行ったら3/4は中華そばなので、醤油を頼むと店主に「お、珍しく醤油ですね」って言われたりします笑。

あ、スープのことばっか書いてしまいましたが、麺もちゃんと小麦の香りを感じるしっかりとした作りで、スープとのバランスも物凄く考え抜かれていると毎度感心しています。あと、昆布水のつけ麺もあったりします。

＜店舗情報＞

■営業時間：11:00〜15:00（lo.14:30）

■定休日：月・金

■住所：沖縄県島尻郡与那原町与那原3853

【ラーメン志のわ（那覇）】

2店舗目は那覇市真嘉比にある「志のわ」。完全に個人的な事情なんですが、コチラは自宅から最寄りでサクッと行けてしまうという地理的な理由で割りと訪れるお店です。

醤油ラーメンと塩ラーメン、あと時期で変わる限定メニューがあります。醤油の風味はどちらかというと軽めで、出汁の感じ方はシャープでキレがあって、全体的にやや塩味が効いてる印象。醤油のバリエーションに「背脂醤油」というメニューもあって、こちらは脂の甘みと旨味でスープ全体がまろやかな味わいになります。

わたしはどちらかというと、背脂醤油の方が好きかもしれません（↑の写真は普通の醤油）。背脂はトッピングがちょっと違っていて、フライドオニオンと刻まれた生の赤タマネギが乗っかってます。その組み合わせもけっこう好きなんですよねー。

あと、志のわで忘れちゃいけないのはチャーシュー丼です。これ好きなんですよね〜。チャーシュー肉と脂身とが凄くバランスよく乗っていて、めちゃめちゃご飯が進む。そしてタレも甘辛なだけでなくて、少しドレッシングっぽい酸味も感じるところが超ポイント高し。ラーメンと一緒に食べても、埋もれない味になっているのは見事なのです。

ただ、1人でラーメンとチャーシュー丼を食うと、いくら食いしん坊でもかなりの満腹度合いになり、特にランチとかでこれをやっちゃうと午後何もしたくなくなるのご注意を。2人で行って、半分ずつシェアするくらいがちょうど良い気がします。

＜店舗情報＞

■営業時間：月火金→11:00〜15:00、18:00〜21:00／水→11:00〜15:00／土日→11:00〜16:00