ミオビエント豊崎
価格:3,950万円
前回クールポコ的な引きを作って引き伸ばしました、お待たせしました、スタフッ・まえしろです。引き続き「沖縄の産業まつり」について書きます。
何を食べ歩いたか、的なお話のさわりで前回は終わったのでした。
会場で目移りするほどの食い物のブースが所狭しと並んでいる中、普通の祭りにあるようなものだと面白くないよなぁ〜、と思いつつ、かと言って大人気の○○牛ステーキとかの行列にいちいち並ぶのもダルいな…と思いつつ会場をブラブラしていると、見つけました。
サメ肉です。
本当は「ジョーズバーガー」を食いたかったんですが、残念ながら売り切れていたので、フライのみをファミチキみたいな感じで齧りました。
お味はというと、シンプルに美味いです。特にクセもなく。ちょっと歯応えのある白身魚、といった感じでしょうか。食感は割とグニグニとしています。実はサメ肉は以前にも食べたことあって、不味いことはないということも知ってたんですが、面白いから食いました。
そして、フライにはやっぱりビールでしょう、と訪れたブースがコチラ↓
南都酒造所の「OKINAWA SANGO BEER」です。何種類か飲んだことはあるのですが、タップは初めてだったので(写真は瓶ですが)、静かにテンション上がりつつ、糸満市とコラボした「ITOMAN/S」のシリーズから、スパイスエール「イラブチャー」をチョイス。
シンプルで淡白な味わいのサメ肉フライに、沖縄のスパイスと柑橘の風味が感じられるエールがベストマッチでございました。
そして、ここからやっと目的の場所へ。
沖縄の産業ですから、当然の如く泡盛のブースはたくさんあるわけです。しかも、各酒造が新商品やイチオシ商品を展開しているのに加えて、産業まつりの場でしか買えない、あるいは初披露の限定品なども並びます。
そんな中で、わたしの推し酒造所は「瑞穂酒造」。現存する首里で最古の蔵で、地元でもあるというのもありますが、チャレンジングに美味しくて新しい酒をどんどん作っている姿勢が素晴らしくて、応援しています。
泡盛ももちろん良いのですが、ここ数年は瑞穂のジンとラムが非常に面白くて美味しい。
蒸留酒好きな人には是非チェックしてほしい酒造です。沖縄のボタニカルを豊富に使った泡盛ベースのジンは、しっかりと泡盛で沖縄の大地や空気感をまといつつ、トロピカルなフルーツや華やかさもあって、ストレートでも割りものにしても美味いんです。
最近はラムの開発にも力を入れていて、写真でデカく映ってる「ONE RUM」というのは県内離島のサトウキビを使ったラムを作るプロジェクトと、そのプロジェクトで作られたラムのシリーズのことです。
今回はジンの限定ボトルが出ると聞きつけて、購入しに行きました。このボトルは全国のクラフト・ジンの作り手が瑞穂に集まって、それぞれの地域のイチ押しの素材を持ち寄って作られたもので、試飲すると、めちゃくちゃユニークで複雑な香り。感嘆の声を漏らしつつ、酒造の人とも立ち話しながらゲッツ。
市内からバーテンダーを呼んで、このジンを使ったカクテルもブースで提供していて、色んな人が実際に飲んでボトルを手に取っていました。酒好きとしてはこういう光景を見るのも楽しいのです。本当は買ってる人全員に話かけて一緒に飲みたい気分でした笑。
それ以外にも、いくつかの泡盛のブースで試飲を重ねて、ほろ酔い良い気分になったところで、食い物・飲み物以外もちゃんと観なければ…っ!と、会場内の別のエリアに向かいます。
そこにあったのは、
墓です。
そう、産業まつりには沖縄のあのデカい墓もあるのです。162万円の墓の前で数人が集まって商談(?)してるのですが、そもそもこの値段が高いのか安いのかも分からない。でも、グラウンドの真ん中に急に墓が出現する異空間。それが産業まつりです。
他にも、コンテナもあるし、マンホールの蓋なんかもあります。
そんで、武道館のアリーナ棟に行けば、かりゆしウエアの展示と骨格・カラー診断なんかもやってるし、沖縄県の「優良県産品」の展示、さらにはクラフト製品や産業技術の発明に関わる展示もあったりして。
この他にも、陶芸や植木・花木、建材・石材などなど、まだまだ紹介しきれない見どころが数えきれないほどあるんです。
どメジャーなメシ・酒系から、超ニッチかつマニアックな墓やマンホールまで、沖縄の様々な産業を1つの会場で割と濃厚に観て回ることができる。それが「沖縄の産業まつり」なのです(何度言うんだコレ)。
わたしが興奮せざるを得ない理由が少しでも伝わっていたら嬉しいなー。そして気になった方は来年ぜひ足を運んでみてください。ビール片手にサメ肉齧ってるヤツがいたら、わたしかもしれません……。
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