ミオビエント豊崎
価格:3,950万円
久々になかなかデカい被害が出た台風6号(カーヌン)の中、奇跡的に(?)ほぼ停電もなく暮らせていたまーえしろです。3日以上電気がとまり、あまつさえ断水までしていた地域もあったとのことで、被害にあって今なお復旧作業の最中にある方々は本当にお疲れ様です。
本当は今回は海について書こうかと思っていたのですが、被害状況を目にするとちょっとそんな気分でもなくなったので、いっそのこと台風について徒然に綴りたいと思います(海のお話はまた次回以降にでも…)。
まず、今回のカーヌンは近年ではかなり大きな方の台風だったと思います。風もかなり強かったんですが、沖縄地方が暴風域に長く入り続けるノロノロタイプだったことに加えて、まさかの“Vターン”までカマしてきて、何か久々に「青空が恋しい…」という感覚を味わいました。
ちなみに、台風の名前は140個のアジア名が準備されていて、台風の発生順に名前があてがわれていくシステムになってます。今回の「カーヌン」は138番目。タイ語で「パラミツ」という果物のことらしいですね。
パラミツは「ジャックフルーツ」とも呼ばれるそうです。わたしは食ったことありませんが、確か名護にある「熱帯ドリームセンター」で見かけた気がします。正直言って見た目的にはちょっと「食いたい!」と思えないというか…笑。(↓コレです)
あ、話が逸れました。台風でした。
沖縄県民は台風慣れしています。おそらく、低気圧の単位を見て台風の強さを何となく体感で分かるのは全国でも沖縄県民だけではないでしょうか。ある意味特殊能力です。「今回は最大で970hpaか、大したことないな」とか「え。920hpaはちょっとヤベぇな…」みたいな感覚は、沖縄でずっと暮らしていれば自然と身につきます。
なので、これら数値と風の音や雨の強さなどの雰囲気から「今外に出たらもうアカン」ということもかなりの精度で分かるわけです。
「hpa」は「ヘクトパスカル」と読みます。天気予報で聞いたことがあるかもしれませんね。この気圧の数値は、低いほど勢力が強いということを示しています。その理屈を説明するとすげー長くなっちゃうので、興味がある方は気象庁のサイトを見てください。「台風について」というページに、上記の名前のことも含めて色んなことが書かれています。
続けましょう。
台風の発生についても、県民のアンテナの感度はおそらく他とは違います。太平洋上に熱帯低気圧が出現した時から、頭のどこかで「これは台風になるかもな…」ということを感じ、さらにはそれを踏まえて今後のスケジュールの心配なんかもしたりします。
そして、いざ台風が発生したとなると、気圧の数値でその強さを気にしつつ、家から出られなさそうな気配を察知したら、いくつかの気象予報アプリを駆使し、最接近の日時から逆算して1〜2日前には買い出しに繰り出すのです。
ニュースなどでスーパーやコンビニの棚がガラガラになった映像や写真を見たことがある人も多いと思います。今回もいっぱい報道されていましたね。
この買い溜め現象で思い出に残っているのは、数年間に仕事で宮古島に住んでいた時、台風接近に伴って、マックスバリューのお酒コーナーのストロングゼロの在庫が文字通り〝ゼロ〟になっていたことです。しかもプレーンが真っ先に無くなっていた。どんだけ飲む気満々なんだよ笑。
あっ、台風とスーパーの話で言えば「今あいてます!」でお馴染み「ユニオン」もある意味で風物詩的な扱いになってますね。
ユニオンが開いてるかどうかで、台風のヤバさが分かるという。今回は停電などの影響もあって、さすがのユニオンも閉店。SNSでは「今あいてません」「ユニオンでさえも」といいうハッシュタグをつけて閉店が告知されていて、NHKや新聞各社も「ユニオンが閉店」と報じていました。
それと、ちょっと昔を思い出してみると、子どもの頃は台風は学校が休みになるので割とワクワクした覚えがあります。停電することすらちょっとしたイベント感もあって。やることが全く無くて1時間も経たずに飽きてましたけど。まあ、大人になっても公共交通機関がストップすることを願っている人がたくさんいると思いますが笑。
停電で言うと、オール電化にしている住宅はちょっと注意をしていた方がいいかもしれません。今回のカーヌンでかなりの世帯が長期間停電してしまったこともあって、かなり不便な思いをした人も少なくなかったと思われます。情報収集のためにも、最低でもスマホの充電ができるバッテリーは備えていた方がいいでしょう。
また、台風が襲来するのは夏場なので、涼をとるという意味でも扇風機などを繋げられる小型のポータブル電源を買っておくのも1つの手です。近年流行りのアウトドアをしてる人なんかは既に持っているかもしれません。逆に、防災のために買って、使わないのは勿体ないからアウトドアを始めてみるのもアリなんじゃないでしょうか笑。
そして台風の時の過ごし方ですが、以前だと接近前はTSUTAYAやGEOなどに行ってDVDをレンタルすることが多かったんですが、今はもう配信サイトの選択肢が豊富なので、圧倒的にそちらで楽しむ人が多いでしょうね。停電したら何も観れませんが…。
そう言えば台風の時のお馴染みのメシというのもあった気がします。うちはヒラヤチーでした。ネギやニラ、そして小麦粉さえあれば大量に簡単に作れてしまうので、子どもたちを始め、どこにも出られない家族に食わせるにはちょうど良かったのでしょうね。ちなみにこれについてはソーミンチャンプルー派もいたような気がします。もちろん、お馴染みカップヌードルを食う人もいるでしょう。
↑ヒラヤチーと↓ソーミンチャンプルー。ちなみにわたしはヒラヤチーにはやはりニラを入れるのが好きです。
思いつくままに色んなこと書いてたら、まあまあな長さになってしまいました。
ともあれ、台風は避けようがない沖縄での生活の一部です。ここまでは比較的ポップに“あるある”的なことを述べてきましたが、ともすれば命に関わることでもあるので、正しい知識に基づいた防災意識を持って備えることが大事だと思います。当たり前のことではありますが。
毎日防災について考える必要はないのですけれど、沖縄に暮らしている以上は台風による停電や断水の可能性が無くなることは無いので、時折は自宅の備えについて考えてみてはいかがでしょうか。
…何かすごく真面目なまとめになってしまいましたが、また次回!
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