台風の影響と住まい選び

（2023年8月1日に沖縄県で発生した大型台風による停電災害を振り返って）

この台風により約２１万世帯が停電し、その後３万１千世帯が長期停電に見舞われたと報道されています。　沖縄県内での移住・転居を検討されている方にとっては、自然災害の影響を避けて安心して暮らせる地域はないか、どの地域に住んだらいいのか不安に思われる方も多いのではないでしょうか。　私たちのアメリカ人のお客様の中にも心配している人がいましたので、今回時期外れではありますが、お客様に回答する前に事前に調べてみました。　検索結果としては、どの地域が停電にならないよ！大丈夫だよ！と断言することはできません。　地域によって異なる理由による台風の影響 があるかもしれないからです。

そこで、台風による停電や被害の可能性が高い地域を考えてみました。

１．離島

離島地域-石垣島、与那国島などの離島は台風の直撃を受けやすく、停電や集落の孤立が起こりやすい。

２．海抜の低い地域：

海抜の低い地域は、高潮や暴風雨による浸水被害を受けやすい。具体的には、那覇市や宜野湾市の海岸付近がそうである。

３．山間部：

山間部は土砂崩れや倒木による被害が発生しやすい。例えば、北部の山原地域など。

４．老朽化した送電線のある地域

送電線が老朽化している地域は、強風によって送電線が切断されるため、長期停電になりやすい。

具体的な停電の頻度や程度は、台風の規模や進行方向、速度によって異なるが、電線が切れたり、電柱が折れたりするのは沖縄県内どこでも起こりえる。トタンやビニールシートが風で飛ばされ、電線や電柱に引っかかると、電線が切れたり、電柱が倒れたりして停電することもある。

これからマンションや戸建て物件をお探しの方にとって、沖縄の自然災害は一つの懸念材料かもしれませんが、台風で停電が長引いたとしても、その時になって焦らずに事前に防災知識や準備品を用意しておくことが何よりも大切だと思います。私たちブレオ都市開発でもお客様の為に出来る限りのサポートをしていきますので、よろしくお願いします。

タカラ