沖縄のお盆

みなさんこんにちは、前回沖縄独特の行事であるシーミーについてお話いたしましたが、今回は沖縄のお盆についてご紹介させていただければと思います。

 

お盆自体は日本各地で行われている行事で、ご先祖様をご自宅にお迎えして供養をする夏の風習です。この点は沖縄も県外も変わりありません。

しかし、全国的にお盆は813日~815日までの期間が一般的で、毎年813日~815日がお盆と決まっています。ですが、沖縄のお盆は旧暦の713日~715日となる為、全国的なお盆から毎年微妙にずれます。

因みに今年の沖縄のお盆は816日~818日となっております。

沖縄のお盆の特徴としては、ご先祖様へ供えるものが多いのも一つの特徴です♪

通常、沖縄県外のお盆ではお盆飾りである精霊馬を作ったり、お仏壇とお墓のお掃除をしたりなど、ご先祖様を迎える準備を行いますが、沖縄では精霊馬などの用意はしません。この時期になると通常時にはない、サトウキビがスーパーに並びます。このサトウキビが沖縄では精霊馬の代わりとなります。グソー(あの世)へ帰る際には沖縄のご先祖様は精霊馬で帰ったりしません。徒歩で帰るのです。そのため、転ばないように、疲れないようにと杖代わりのサトウキビを備えるのです。

他にも、沖縄のお盆でのお供え物の定番として果物があげられます。

大きなスイカやメロン、リンゴやミカン、ブドウなど沢山の種類の果物を3日間お供えするのです。お盆の時期はお供え用の果物セットもよくスーパーで見かけます。

ご先祖様のお迎え初日はウンケーと呼ばれていて、仏壇専用の提灯を灯してご先祖様の帰省を華やかに迎えます。仏壇には沖縄の炊き込みご飯のじゅーしーをお供えするのが一般的です。

2日目はナカビと呼ばれていて、ご先祖さまもゆっくり帰省を楽しむ日という事で、特別なご馳走を備えたりする事はありません。

 

3日目はウークイと呼ばれる盛大にご先祖様を見送る日となっています。仏壇にはご馳走を備えて仏壇の前に専用の金物ボールを用意してお供えしていたご馳走や果物の一部、あの世のお金と呼ばれているウチカビを燃やしてあの世に帰るご先祖様に持たせます。この日はできる限り夜遅くまでエイサーや親族での時間を設けることになっていて、盛大にご先祖様をお見送りするのです。

この様に沖縄のお盆は少し県外のお盆とは少し違う部分があり、面白いかもしれません。

沖縄のお盆時期に沖縄に来られる際にはぜひ地元のスーパーをのぞいてみてください♪

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