昨日（2025年7月20日）の選挙について

昨日（7月20日）に行われた日本の参議院（上院）選挙では、岸田石破内閣の与党・自民党と公明党連立（与党）が多数派を維持できず、参議院での過半数を失う見通しとなりました。

 

🏛️ 主なポイント

☆与党の敗北

・自民・公明連立は、改選124議席のうち、50議席を確保できず、過半数割れ

・自民党が上下両院（参議院・衆議院）で多数を失うのは、1955年以降初めての事態

☆野党勢力の伸張

・中道の国民民主党（DPP）や立憲民主党が得票率・得票数を伸ばし、消費税減税を公約に支持を拡大

・遠くて過激な「参政党」および右派系の「参政党」は、14議席程度を獲得し急伸

☆石破政権の先行き

・石破首相は当面辞任せずに留まり、8月1日までに迫る米国との関税協議など重要課題に対応すると表明

・とはいえ、議席減は政権の立て直しと政策運営に大きな重しとなり、党内外から交代圧力がかかっている

☆経済・市場への影響

・市場では、政府債務が拡大する懸念から長期金利の上昇や円安進行の圧力が強まっており、株価にも影響が見られています

・特に30年物国債の利回りは過去最高水準まで上昇し、円は対ドル・対ユーロでマルチ月間の安値水準に近づいています

 

🔎 今後の注目点

☆石破内閣の命運

・過半数を失った参議院で、法案提出や予算編成に苦戦が予想される。

・党内の圧力、首相交代の可能性も浮上。

☆政策・財政運営の行方

・参議院の影響で大規模な財政出動が難しくなれば、景気対策の遅れが懸念される。

・逆に消費税引き下げ圧力で追加財政出動となれば、債務増とインフレ圧力が高まる可能性も。

☆米国との貿易交渉

・8月1日の関税回避期限を前に、国内政治の混乱が日米交渉にどう影響するかが焦点。

 

◎感想・意見

この選挙結果で日本の運営に今後どう影響していくのか（私たちの生活は豊かになるのか）気になりますね。日本は少子化傾向にあるのに、野党の掲げる国民の為の政策実行を実現させる為の財源確保はどおするのか懸念があります。かと言って、与党一強の意見だけだと偏った政治で発展性ないよなぁって思います。これから希望の持てる日本国になるのか期待します。選挙お疲れさまでした！