気圧について簡単説明

最近(8月17日現在)台風7号(アンピル)が関東地方に近づいて、暴風域には入りませんでしたが、この影響による被害が報じられていました。

台風情報でよくニュースで見かけるhPa(ヘクトパスカル)ですが、何百hPaだから今回の台風もしかして大きいのかな??等、よく友達と話していた時がありました。

でも、この気圧の数値は台風の大きさに関係していないようです。

 

気圧って何?

気圧とは空気の押す力になります。普段感じる事は出来ませんが、空気は私たちの体を押しています。この押された分だけ私たちも体の内側から空気を押し返しており、外と内側で均衡を保っています。その為、日常では私たちはあまり空気の押している力を感じる事はできません。

海抜0mの標準気圧は1013.25hPaで、これを1気圧(atm)と呼んでいます。

空気は標高が高ければ高いほど薄くなるので、重さは軽くなります(気圧は下がります)。例えば、富士山頂では0.7気圧、標高5,500mのところで0.5気圧、エベレスト山頂で0.3気圧となります。

高気圧vs.低気圧

高気圧や低気圧はどうやって決まるのでしょうか。

実はその判断基準となる数値はなく、周りの気圧と比較して高気圧と呼んだり、低気圧と呼んだりしているようです。

 

高/低気圧のメカニズム

低気圧の場所では上昇気流が発生します。実際に、未開封のポテトチップス袋を山の上に持っていくと袋が膨れ上がります。これまで袋に押していた力が軽くなってしまった事で、袋の中の圧力が外より大きい状態になるからです。低気圧の状況では、内から押し上げようとする力が働き上昇気流となります。

(空気が上昇する→空気が冷やされる→雲が発生する→雨が降りやすくなる。)

反面、高気圧の場所では下降気流が発生します。

(空気が下へ行くと、雲が消えて晴れやすくなる。)

★空気は縮み、縮むと元に戻ろうとする性質がある!

 

なぜ高/低気圧が出来るの?

その原因として、海と陸地で温度上昇値に違いがあり、差を生む事になるからです。

太陽が同じようにあたった時、陸地はすぐに温まります。比べて、海は温まりにくいので温度は低くなります。陸地の温められた空気は軽くなり上昇し低気圧が発生します。一方、海は空気が冷たいので凝縮し周囲の空気が流れ込みます。周囲よりも重い空気となる為、海の空気は下降気流(高気圧)となります。下降気流で押された空気は地面に潜り込む事は出来ずに、横へ吹き出していき低気圧へと流れ込みます。その時の気圧の移動が「風」となります。

台風は発生する場所が赤道付近海上で発達した雲が引き起こす仕組みの為、これまでの高気圧・低気圧の関係で生じた風の力以上に強い風が吹き荒れる原因となります。

ほんとにこの夏暑すぎる!

まだまだ台風が発生すると思いますので気を付けましょうね^^

 

ブレオ タカラ

参考資料:

1.ウィキペディア

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E5%9C%A7

2.キッズネット

https://kids.gakken.co.jp/kagaku/

 

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